ライオンズクラブは、YCEプログラムを通して、世界各国のクラブと短期の交換留学を行っています。 人材を育成すると共に、親睦と協調の精神を養い、世界平和に貢献することが目的となっています。
[札幌西ライオンズクラブ担当 派遣生 小竹 愛美里さん]
私のホストファミリーはとても面白く、優しい温かい家族でした。初めは緊張と照れくささで上手くコミュニケーションが取れなかった私ですが、日が経つにつれ本当の家族のように仲良くなり、毎日が本当に楽しかったです。そんな優しい家族との3週間の生活のなかで、より驚き、学んだことが大きく2つあります。
1つ目は、日本とマレーシアの違いについてです。例えばマレーシアの生活スタイルとして、1日に約5食の食事と約3回のシャワーがあります。
そして食事は全て外食で、食事の内容も日本では食べたことのない料理ばかりで辛いものが多いという印象でした。さらに、1番心配していたトイレとシャワーに関しては、トイレは水洗でないところが多く大抵は紙がありませんでした。その代わりにホースや桶があり、それで流すなどして処理をするといった方法でした。お風呂も同様に桶のようなものに水を貯めて、汲んで浴びるため湯船につかるという概念がないということでした。
初めはこれらの違いに苦しみましたが、段々と慣れ、過ごしやすさを感じたことをよく覚えています。
2つ目は、マレーシアの学校についてです。私は1日だけですが学校に行き、友達をつくり授業を一緒に受けました。マレーシアでは幼稚園5年間、小学校6年間、高校6年間という流れで進級し、さらに小学生から高校生が同じ校舎で同じ制服で学んでいました。そして委員によって制服が違い、校則もとても厳しいものでした。さらに、授業時間が短く、下校時間がとても早いことに驚きました。
授業風景もとても賑やかで、クラスのみんなは本当に仲が良く彼らと楽しい時間を過ごしました。
他にも学んだことはたくさんありますが、1番に思うことはマレーシアはとても良い国だということです。
マレーシアでの生活は不便な点もありますが、人々は優しく、とても自由な国です。
これから先、私は日々の生活の中でマレーシアと日本の違いを再度感じながら、日本の良さをまた見つけていきたいと思っています。