ライオンズクラブは、YCEプログラムを通して、世界各国のクラブと短期の交換留学を行っています。 人材を育成すると共に、親睦と協調の精神を養い、世界平和に貢献することが目的となっています。
[札幌クラークライオンズクラブ担当 派遣生 齋藤 夢乃さん]
私は英語力を身につけ、海外に知り合いが欲しいという理由からYCE派遣生として12月19日から1月9日までの約三週間、マレーシアにホームステイをさせていただきました。
ホストファミリーが決まってから、お互いメールや写真を送り合い、空港に迎えに来てくれた時はひと目でお互いに気づき、忘れられない出会いから始まりました。
私のホストファミリーは子供5人の7人家族で、早速みんなが話しかけてくれましたが思っていたよりも英語が聞き取りづらく、何度も聞き返していました。それでも初日からとても楽しく、聞き取れるようになると、どんどん会話が弾み益々楽しくなって行きました。
皆で夜遅くまで映画を観たり、親戚が集まって遊んだり、食事に行ったり、BBQをしたり、一緒に日本食を作ったり、ショッピングに行ったり。
いつの間にか日本語のない生活にも慣れ、一人っ子の私は兄妹弟が出来て家族の一員になれた気がするほどワイワイ賑やかな毎日で自分の家のようにリラックスして充実した毎日を過ごす事ができました。
その他にもたくさんの場所に連れて行ってもらいました。
ショッピングセンター、スケート場、プール、パドゥ洞窟、ペナン島、ホストブラザーの大学、ホストファザーとマザーのオフィス…特にホストファザーの地元であるペナン島はマレーシアがイギリスの植民地だった頃の歴史を感じることができ、ペナンの美しい海にも連れて行って貰い、みんなといれば本当にどこも楽しかったです。
12月27日~29日まで行われたYCEのキャンプでは、始めはホストファミリーの家に帰りたくて仕方ありませんでした。
しかし、様々な遊びを通して日本の子だけではなく、マレーシア、オーストラリア、イタリアの子、LEOメンバーなど本当にたくさんの友達が出来ました。みんなとは今でもFacebookでつながっています。
3週間はとても早く、帰国当日は帰るのが嫌で朝から号泣していました。その日は何度泣いたかわかりませんが、いよいよ別れの時が来てしまいとても辛かったです。
この広い世界の中で、遠い国の家族と、このように出合い、現地での生活や異文化を肌で感じ、世界を身近に感じる貴重な経験をさせていただきました。私を本当の家族のように接してくれたGOHファミリーにはとても感謝しています。
帰国した今もLINEで毎日のように連絡を取り合っており、もっと英語を勉強し、いつかまたGOHファミリーに会いに行こうと思っています。
また今回このような機会を下さったライオンズクラブの方々にも感謝しています。
今回学んだことを自分の夢を実現するために活かしていきたいです。